2018年4月から全国で「共生型」が実施できるように決まりました。
これを受けて、島根県浜田市で共生型デイサービス「お天氣いいね」を2018年秋にオープンいたしました。
島根県で二番目・県西部では初の共生型デイサービスです。
私たちの考える共生とは、
「出来る事と出来ない事が違う人が出会い、目の前の笑顔を大切にし、各々が認め補い支えあい、共に育ちあい生きること」
だと考えています。
私たちのデイサービスでは、高齢者と障がい児(者)が同じ空間で過ごしています。年齢や障害の種類・生きてきた背景が違う人たちの集まりのため、自然のうちにいたわり合いや助け合いが行われ、予想以上に穏やかで優しい雰囲気が出来上がってきています。
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お天氣いいねのパンフレットの【対象者】の欄について、
「要支援1~要介護5」→『要介護1~要介護5』
「総合事業対象者」→『要支援1・2、総合事業対象者』
に訂正いたします。
誤った情報を記載してしまい申し訳ありませんでした。
画像・ダウンロード資料は訂正済みのものです。(8.27)
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印刷・ダウンロード・シェア等が可能です。
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1.
看護師がサポートします。ですが、全て受け身ではなく、利用者の方にもがんばってもらいたいです。
2.
赤ちゃんからお年寄りまでが一つ屋根の下で家庭のような雰囲気の中で過ごせる、民家を改築した地域密着型の共生型通所介護福祉施設です。
3.
大型の施設ではできない個々を大切にした丁寧なケアと、その人らしく過ごせるゆっくりとした時間と空間を提供します。
4.
共生型は、様々な特性を持つ人の小集団です。
日々想定外のことが起きます。ですが、看護師のサポートに加え、例えば「AさんのできないことはBさんが、BさんのできないことはCさんが、CさんができないことはAさんが行う」というように、お互いを認め補い合い問題解決をすることで人間的成長が促されます。
5.
共生型は、世代が違う小集団でもあります。
参加者の年齢層の幅が広いため、様々な人と関わることで今まで使う機会がなかった能力を発揮し、新たな「役割・意義」ができ、自己肯定感が増し、人生に対する希望が創られます。
例えば、
要介護の高齢者が、他の介助の必要な人や子供や赤ちゃんと関わることで「まだ人の役に立てる」という気持ちになり、前向きになれたり……逆に、障がいを持つ人が要介護高齢者の助けになったりもするのではないでしょうか。
また、
赤ちゃんや子供の笑顔をみて高齢者も笑顔になったり、若者は高齢者の生き方を学ぶことができます。
6.
地域の人やボランティアと一緒に畑を作ったり、手習いをしたり、美味しい食事を食べ楽しみながら生活リハビリをし、機能低下の予防、生きがいを提供します。(例:70歳からのピアノ教室、園芸療法…など)
7.
可能な限り安心安全、地元の食材を中心に、曜日ごとに自然食や多国籍料理などを手作りします。(料理が好きな利用者の方は調理に参加できます。時々、プロによるクッキングスクール開催)
8.
集団活動の強制はなく、個別活動を中心に可能な限り本人・家族の意思に沿ったメニューを提供します。ただし、曜日ごとにスタイルは決めます。(カラオケが好きな人とそうでない人は曜日を分ける、など)
9.
曜日によって動物がいます。家で飼えない人もデイサービスで、犬🐕や猫🐈と触れあうことができます。
10.
季節の行事を大切に、日々を丁寧に生きることを目標に取り組んでいきます。