法人概要(事業者概要)
事業者名称 |
NPO法人あったかいいねっと |
主たる事務所の所在地 |
島根県浜田市熱田町1129番地1 |
法人種別 |
NPO法人 (法人番号:4280005007240) |
代表者名 |
植田 由香理 |
設立年月日 |
平成30年5月28日 |
電話番号 |
0855-27-4966 |
FAX番号 |
0855-25-5266 |
ホームページアドレス |
Htpp://attakaiinet.com |
代表者挨拶
グリーフケアの精神(こころ)で幅広いい地域共生型社会貢献活動をしていくために、
「NPO法人 あったかいいねっと」を設立しました。
活動のきっかけ
グリーフケア芳縁を通し、様々なグリーフや生きづらさを抱えている方々と触れ合い、その中で喪ったものを補い合い支え合いながら家族ではない人々が共に生きていく、あたたかな関わりが生まれました。
さまざまな背景を持つ異なった状況の人がそれぞれの培って来た経験や力を出し合い協働する。
そこに生まれるものの確かで素晴らしい事を実感しました。
又地域のボランティア活動や看護の仕事を通し、まちとしての課題も見えて来ました。
多くの課題解決の為、そして目の前のひとりの笑顔と人生の再生の為には、富山型と言われる共生型デイサービスを中心に、地域共生型社会拠点を構築することが最善の方法ではないかと考え始めました。
まだ地域の中にない支援をしっかりと行える母体が必要不可欠となりましたので、地域共生社会の実現に向けたNPO法人を設立致しました。
あったかいいねっと
代表 植田 由香理
取り組む課題 地域共生社会づくり
取り組む活動
1.保健、医療又は福祉の増進を図る活動
2.社会教育の推進を図る活動
3.まちづくりの推進を図る活動
4.学術・文化・芸術又はスポーツの振興を図る活動
5.人権の擁護又は平和の推進を図る活動
6.子供の健全育成を図る活動
7.職業能力の開発又は雇用機会の充実を支援する活動
8.以上の活動を行う団体の運営または活動に関する連絡、助言または援助の活動
9.上記に準ずる活動として、都道府県または指定都市の条例で定める活動
取り組む事業
(1)地域共生型社会の実現に向けた取組として、社会福祉法、介護保険法、障がい者総合支援法、児童福祉法などに基づく事業
【まず初めに通所介護(共生型)事業所の開設を目指しています】
(2)安心して過ごせる場所づくり事業
(3)自然(命の循環)を感じる活動に関する事業
(4)育ちあう、拡げる活動に関する事業
(5)その他目的を達成するために必要な事業
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現在の NPO法人あったかいいねっと 概要・実施活動録
1.共生型デイサービスお天氣いいね
:平成30年11月に介護保険・障がい児者福祉事業所として開設。
島根県石見部で初めての高齢者のみならず障がい児者も一緒に過ごすことの出来る「共生型デイサービス」(月~土営業)。
現在5歳~96歳の利用者の方がおられ、障がいの種類、年齢に関わらず、高齢者と共に補い支え合いながら過ごされている。
互いの得意をいかして大きな家族のように笑顔を引き出し合っている。
2.共生型交流サロン活動
:隔週土曜の夕方をサロン活動の定例日とし、どなたでも参加できる共生型交流サロンや人材育成事業を開催。
2-①共生の森プロジェクト
障がいのあるなし・年齢に関係なく、地域の人・ボランティア・様々な生きづらさを抱えた人が集まる場所を提供し、
「活動」「学び」「遊び」の3本柱で活動を実施。
2-②人材育成事業
地域共生社会を支えるための講演会やワークショップ(全7回)、「演題:自他を活かす道を学ぼう」(講演会・全4回)、
SST(ソーシャルスキルトレーニング)勉強会(全3回)等を実施。
2-③あったかクリエイタープロジェクト
生きづらさを抱えた若者に対し昨年より3か月以上の継続ボランティアを受け入れていた。次のステップとして、
各々の「得意」をつなげて作品の制作・商品化を行う。(2020年9月から開始予定)
2-④目の前の笑顔プロジェクト
個々のニーズや状況に応じて共に考え実行するプロジェクト。サポートとして何が必要なのか相談者と共に考えていく。
SSTへの参加を促す・ボランティアとして当人を受け入れる等。
3.「支援ハウスで仕事づくりプロジェクト」…今年9月まで。現在事業進行中。休眠預金を使用した事業です。
1)浜田ライオンズクラブより、車いす2台寄贈を受ける。
2)公益信託しまね女性ファンドより27万円の助成
公益信託しまね女性ファンド助成事業の実施(内容下記)
地域共生社会づくりを目指した人材育成事業(連載企画)
テーマ「地域共生社会づくりをめざして~赤ちゃんからお年寄りまで、障害の有無にかかわらず、一人の人間同士認め支えあえる社会へ~
① 2018年10月27日(土)講演会
演題「共生社会を目指して~特別支援の視点から考える~」
講師 元島根大学教職大学院特任教授 三島修治先生
② 2018年11月24日(土) 午前中 講演会
演題 「ホンモノの中で感性は育つ」
講師 島根県教育委員会スクールカウンセラー稲田彰氏
③ 2018年11月24日(土)午後 ワークショップ
テーマ「人間関係を築く糸口」
講師 島根県教育委員会スクールカウンセラー稲田彰氏
④ 2018年12月1日(土)ワークショップ
テーマ「グリーフカウンセリングについて」
講師 臨床人間学者、麗澤大学名誉教授 水野治太郎先生
⑤ 2018年12月2日(日)講演会
演題「グリーフケアの精神で寄り添う」 講師 水野治太郎先生
⑥ 2019年1月26日(土) ワークショップ
テーマ「人生をより深く味わうために~自己理解・他者理解~」
講師 稲田彰氏
⑦ 2019年2月2日 講演会
演題「子どもを取り巻く現状~虐待:障害・共に生きる、共に暮らす」
講師 湊川短期大学幼児教育保育学科准教授 田邉哲雄先生
⑧ 新型コロナウイルス対応緊急支援助成(2021年)「支援ハウスで仕事づくり事業」
休眠預金等活用法に基づき休眠預金等を社会課題の解決や民間公益活動促進のために活用する制度。
〇指定活用団体 JANPIA(内閣府より指定を受けている)
〇資金分配団体 中国5県休眠預金等活用コンソーシアム
公益財団法人ふるさと島根定住財団 など
〇実行団体 (各資金分配団体により選定される)・・・当団体は実行団体に選ばれました。
「共生社会フォラームに参加して」2019年9月26日
2019年9月25~26日「中四国ブロック 共生社会フォーラム」というのが厚生省主催で,糸賀財団、地元の開催委員会実施で、鳥取県米子市であった。
私たちの活動テーマ「共生」、なんとかやりくりし出席した。
障がいを持つ人達による表現活動からスタート。
基調講演は奥田知志氏(NPO法人抱撲)。頷きながら聞いた。続いて糸賀一雄先生のラストメッセージ上映。
共生社会とは何か?
世の中の事象を「共生社会と呼べる」「共生社会と呼べない」「どちらでもない。分からない」に振り分ける作業から始まった答えのない答えを探す意見交換の場。どんな答えもOKの研修会。
2日間受講し、「答えのない問い」を問い続け、その時々の答えに沿って動き続ける事が、共生社会を実現していくことだと思った。
自分なりの共生社会とは?
浜田ならでわの共生社会とは?「あたり前」とは?
「喪失は贈り物」と導き出した後に来た私の課題。
研修の中で様々な出逢いもあり、元気が貰えた。こんな素敵な有意義な会を作って頂いた皆様に心から感謝を伝えたい。ご苦労様でした。有難うございました。しっかり受け取りました。
米子で最後に食べたのは「当たり前田カレー」だった。
美味しかった。
明日からまた目のまえの笑顔のために、問い続けながら、私なりの当たり前を重ね生きようと思った。
NPO法人あったかいいねっと
代表 植田由香理